すさみ町周参見の向井克往さん(50)は、ウクライナ避難民への支援を目的に、栽培するヒマワリをJAの直売所などで販売した。6月15日から末までに約300束(1束3~7本)を売り上げ、資材費等を差し引いた金額をウクライナの避難民に寄付する予定にしている。
ウクライナの避難民が近くにいるという話を聞いた向井さんは、「何か支援をできないか」と思案したところ、「ヒマワリ」がウクライナの国花ということを知った。そこで単にお金を寄付するのではなく、ヒマワリを栽培して支援することを決めた。
また、〝ヒマワリをウクライナのために〟を漢字で書くと〝向日葵を烏克蘭のために〟となることから、自分の漢字が2文字入っていることに不思議な縁も感じたという。
向井さんは、「この取り組みがSNSなどで多くの反響を呼び、問い合わせをいただいた。皆さんの協力に感謝したい」と話している。