スモモの収穫開始

スモモ「大石早生」がスタート
着果・肥大とも良好
スモモの収穫開始

 JA紀南は、スモモ「大石早生」の市場販売を5月下旬から始めた。1㌔当たりの販売単価は700円から800円で推移。品質は良好で6月10日頃まで続く。
 JA管内では181戸の生産者が約23㌶で「大石早生」を栽培している。今年の着果量は前年並み、適度に雨が降ったため肥大も良好で、約100㌧の市場販売を見込む。
 「大石早生」を60㌃で栽培する田辺市下三栖の松本一寿さん(47)は、5月31日から収穫を開始。「味も良く、食べ応えがある実ができた。かぶりついて食べてもらいたい」と話した。
 収穫された「大石早生」はJAを通じ、関西・関東・中京の各市場へ出荷。今後、中旬から「シンジョウ」「ソルダム」、下旬からは「太陽」といった品種が続く。