JA紀南は8日、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本山、兵庫県の西宮神社を参拝し、特産である紀州梅干しの消費拡大を祈願した。梅の天日干しを7月下旬に控え、JAでは熱中症予防や疲労回復効果が期待できる梅干しの需要喚起を図っていきたい考えだ。
西宮神社への参拝は今年で11年目。7月の「あらえびす夜まつり」の開催日に合わせて梅干し奉納神事を行うとともに、まつりの催事で梅干しや梅製品のPR販売を行ってきた。
2年前からコロナ禍により出店は見合わせているが、神事は継続して行っており、この日もJAから山本治夫組合長や職員ら4人が参列。平安衣装に身を包んだ職員が神前に梅干しを奉納した。
山本組合長は、「梅干しを皆さんにたくさん食べていただいて、熱中症予防などに役立ててもらえれば」と話している。