紀州梅のPR活動に取り組む和歌山県立神島高等学校の商品開発チーム「神島屋」は、JA紀南とコラボし、梅を使った弁当の写真コンテストを開催中だ。SNSアプリ「インスタグラム」で作品を募集し審査するもので、入賞者にはJAから副賞を贈呈する。
コンテスト名は「ウメェ梅弁当コンテスト」。特産の梅を使った料理の開発や消費宣伝活動を行う「神島屋」の生徒たちが、梅の消費拡大につなげようと3年前に立案し、シーズンに合わせて毎年開催している。
メンバーの新谷叶風さん(17)は、「目標の応募総数は150件。この企画がふだん梅を食べないという人にとって、梅を味わうきっかけになれば」と意気込んでいる。
応募方法は、梅を使用した弁当の写真をインスタグラムに投稿し、「#ウメェ梅弁当2022」のハッシュタグをつけるだけでエントリーできる。それらを生徒らが検索して写真を集めるという方法だ。
審査は神島屋のメンバーが行い、入賞者を決定する。入賞作品をJAの広報誌で紹介するとともに、副賞としてJAが梅干しや農産加工品などを贈呈する。
写真の募集期間は7月6日まで。詳しくは神島屋の公式インスタグラム「kashimaya2021」、もしくはJA紀南の「umeppi_mikappi」に記載している。
なお7月10日には、JA紀南のファーマースマーケット「紀菜柑」で、「神島屋」と地域の飲食店がコラボした梅弁当500食を販売予定としている。