歳時記

歳時記

写   真 品目・出荷時期・地区・特徴
oubou 越冬木熟ミカン
1~3月
田辺市芳養町
田辺市の大坊地区などが栽培する樹上で長期間糖度を十分に乗せた早生ミカン。多くの産地が年内で終了する中、年明けから本格的に出荷します。潮風が当たり、標高300~350mの立地が特長です。
bankan 晩柑類
1~3月
田辺市
ポンカン、はるみ、デコポン、ハッサク、伊予柑、清見、せとかなど紀南の「木熟シリーズ」といわれる晩柑類が出荷されます。
kinkan キンカン
串本
1~3月
本州最南端で育まれるキンカン。100年以上の歴史があります。潮風がほどよく当たり、太陽をいっぱいに浴びた果実は、糖度、食味とも抜群です。
sutokku ストック
すさみ
2~3月
ストック(アブラナ科)で、彼岸前にピークを迎えます。中心品種は「彼岸王」という色鮮やかな花です。
usui ウスイエンドウ
日置、すさみ
3~4月
紀南管内各地区で栽培されているウスイエンドウ。すさみ地区では温暖な気候を生かして、値段が高い時期に早期出荷を行っている。
kawazoetya 川添茶
白浜町市鹿野
4~6月
県下でも数少ない茶の産地である市鹿野地区では、4月末から地区は茶葉の緑に包まれます。川添茶は「色」はうすくとも、しっかりと「旨み」と「おいしさ」があるのが特長です。
gojiro 古城梅
田辺
5月中旬~6月初旬
青いダイヤと呼ばれる上質の青梅。梅酒に最適で、長期間保存するほど琥珀色が濃くなる。
pa-purukui-n パープルクィーン
田辺、上富田
5月下旬~6月上旬
果汁がピンク色の小梅で、紀南オリジナル品種。梅ジュース、梅酒にすると見栄えが良くなります。
nankou 南高梅
田辺、上富田
6月
紀南の主力品種です。梅ジュース、梅酒、梅干しをはじめどの加工にも向く梅の王様。日に当たると鮮やかな紅が差すのが特徴です。
sumomo スモモ
田辺、上富田
6月~7月
大石早生を皮切りに、ソルダム、サンタローザ、紀南生まれのシンジョウなど、さまざまな特長のある品種があります。
toumorokosi スイートコーン
白浜町(とんだ)
6月
生でも甘い粒が特長の「ゴールドラッシュ」という品種で、毎年注文が殺到。超短期の季節商材として、地元を中心に引き合いが強くなっています。
barensia バレンシアオレンジ
田辺
7~8月
希少な夏の柑橘。果汁たっぷり、甘味酸味ともバランスの良い果実です。
gokuwase 極早生ミカン
田辺、上富田
9月中旬~10月
露地ミカンのトップバッター「極早生」は、紀南の温暖な気候を生かした、品質の高い早期出荷が特徴です。糖度を追求したブランド「天」は市場から高い評価を得ています。
kamitonda 上富田ミカン
上富田
9月中旬~11月
コープこうべとの契約で栽培する安全・安心のミカン。農薬回数など厳しいガイドラインに沿って生産しています
nantanmituhime なんたん密姫(サツマイモ)
10月~12月
串本
糖度が高く実がオレンジ色で、収穫後、日がたつと甘みが増すのが特徴。原料にしてアイスクリームも作っています。
ten 早生ミカン
田辺、上富田
11月~12月
紀南ブランド「天」を筆頭に、徐々に着色、糖度の高いミカンが出始めます。
somekasumi カスミソウ
田辺
11月~
古くからの産地で、白くボリュームのあるカスミソウを生産しています。一部市場に「染めカスミ」を出荷しています。
kijyukumikan 木熟ミカン
田辺、上富田
12月
樹上で十分に糖度を乗せた、とろけるような食感のミカン。その中でも「201」という名で出荷するミカンは日本でもトップクラスの品質を誇ります。
retasu レタス
すさみ、白浜
12月~3月
すさみ町が日本におけるレタス栽培の発祥地。現在産地の規模は小さくなっているが、本家のレタスはシャキシャキ感と甘味が抜群です。
simenawa 注連縄
なかへち
年末
正月に玄関や車などに飾られる「しめ飾り」。新年を迎える際の日本の伝統的な風習を絶やすまいと、なかへち地区では中山間農業にしめ縄の生産に力を入れています。
toruko トルコギキョウ
全域
通年
近年、バラに代わる花として人気の高いトルコギキョウ。色も形もさまざまです。
bintyoutan 紀州備長炭
通年
田辺、なかへち
管内の田辺市秋津川地区は、紀州備長炭発祥の地です。炭焼き職人が品質の高い備長炭を生み出しています。
sikimi シキミ
なかへち
通年
田辺市中辺路町は中山間農業を生かしたシキミ栽培が盛んです。盆、正月、彼岸にピークを迎えます。
ga-bera ガーベラ
白浜町
通年
温室ハウスを利用した、色とりどりのガーベラは地元や市場からも好評です。